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携帯で読める音楽講座!  
ピアノアレンジ講座  
Vol.19   
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19.クラシックの音楽史
(近・現代の音楽)

先週、先々週と、ロマン派の音楽について
説明しました。今週は、ロマン派以降の音
楽、近・現代音楽について説明したいと思
います。ロマン派は19世紀の音楽でしたが、
近・現代音楽は20世紀の音楽です。(正確
には、第一次世界大戦前が近代音楽で、大
戦後が現代音楽となります。) この100年
程の間の音楽という事になります。
クラシックを、あまりお聴きにならない方
は、バッハもショパンもドビュッシーもは
るか昔の音楽家のように思われている方も
多いのでは?と思いますが、今まで説明し
ましたように各時代、国などによって作風
は大きく異なります。

今週は、近代音楽家の一人。
ドビュッシー(1862〜1918)を取り上げて
みたいと思います。ドビュッシーは、フラ
ンスの音楽家です。フランスを代表する音
楽家として、他には、ラヴェル、フォーレ、
サティなどを上げる事が出来ます。 近年、
日本ではサティが人気があるようですが、
クラシック界においては、サティの作品を
認めるか否か、賛否両論のところがありま
した。(それ位、個性が強いという事です。)
そんな中にあって、最初にサティの音楽を
評価したのは、ドビュッシーでした。
ドビュッシーは、印象主義音楽を代表する
音楽家です。みなさんが、よく耳にされる
曲としては、
「月の光(ベルガマスク組曲より)」
「夢想曲」「亜麻色の髪の乙女」など。
他に、ピアノを弾いている方でしたら
「ピアノのために」「ベルガマスク組曲」
「版画」といったピアノ組曲は、よく演奏
されますナンバーです。ドビュッシーの音
楽は、サウンド感、リズム、構成等、見事
です。アルバムをお聴きになった事のない
方、ぜひ、この機会に聴いてみて下さい。
ピアノ曲をお聴きになる場合、
サンソン・フランソワ(Pf.) の演奏は定評
があります。

サンプル曲は、ベルガマスク組曲より「月の光」の冒頭です。


それから、You tubeにフランスの音楽家
サン・サーンス作曲 
連弾 組曲「動物の謝肉祭」より
を私が運営しておりますKaren ピアノスク
ールライブ映像を公開しています。


You tubeの表示エラーがある場合は、こちらから
ご覧下さい。

楽譜も販売しています。

サン・サーンス作曲 連弾「動物の謝肉祭」より 第1曲「序奏と獅子王の行進曲」(ピアノ連弾楽譜)


サン・サーンス作曲 連弾「動物の謝肉祭」より 第9曲「森の奥のカッコウ」(ピアノ連弾楽譜)

サン・サーンス作曲 連弾「動物の謝肉祭」より 第13曲「白鳥」(ピアノ連弾楽譜)

よろしかったらご利用下さい。

来週は、クラシック界の異端児(?)
サティを取り上げてみたいと思います。

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