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携帯で読める音楽講座!  
ピアノアレンジ講座  
Vol.20   
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20.クラシックの音楽史
(サティの作品)

先週は、近代音楽を代表する音楽家
ドビュッシー(1862-1918)を取り上げま
した。今週は、クラシック界の異端児とも
言えます個性豊かな音楽家
エリック・サテイ(1866-1925)を取り上
げてみたいと思います。サティは、近年、
日本で大変人気のあります音楽家で、
「ジムノペディ」「グノシェンヌ」
「Je te veux」など、TVでもよく耳にされ
ると思います。

サティも、ドビュッシー同様、フランスの
近代音楽家となります。ただ、作風が個性
的な為、なかなか認められなかった音楽家
でもあります。
「ムッシュー・ル・ボワール(貧乏氏)」
とあだ名されるほど貧乏で、キャバレーで
雇われピアニストとして働いたり、シャン
ソン歌手の伴奏をしたりして生計をたてて
いたと言われています。そんなサティを最
初に認めたのが、ドビュッシーと言われて
います。2人は生涯の親友同士で、お互い
に影饗を受け合いました。サティの音楽が
注目され始めるのは、1911年頃(サティ
45歳頃)からで、若い作曲家ラベルらが
注目しました。そして、1925年、享年59
歳で亡くなるまで、先駆者として音楽活動
を続けました。私も、何度もコンサートで
サティの曲を演奏させて頂いています。
独特のサウンド感とアプローチは、サティ
ならではと思います。

サンプル曲は、 「グノシェンヌ第1番」です。



同人音楽の森で、

エリック・サティ作曲 Je te veux(おまえが欲しい) ピアノソロ用楽譜


You tubeの表示エラーがある場合は、こちら
からご覧下さい。



エリック・サティ作曲 1ere Gymnopedies(ジムノペディ 第1番)ピアノソロ用楽譜



You tubeの表示エラーがある場合は、こちら
からご覧下さい。


を販売しています。
よろしかったらご利用下さい。

来週は、フランスの音楽家とは異なった
個性の音楽家 バルトークを取り上げてみ
たいと思います。

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発行人:市花真弓
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