ここでは、簡単に、音楽史を説明させて頂きたいと思います。
私のピアノアレンジ講座は、クラシックを基としたJAZZ理論です。
最低限の音楽史、知っておく必要があります。
クラシックの音楽史は、4期に分かれます。
バロック、古典、ロマン、近.現代です。
(バロック音楽以前は、中世音楽となりますが、私の音楽講座においては
バロック音楽以降で説明したいと思います。)
無料版「ピアノアレンジ講座」メ―ルマガジンで詳しく説明させて頂いています。
無料版「ピアノアレンジ講座」バックナンバー
1.バロック音楽
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17世紀後半から18世紀前半の音楽です。代表的な作曲家としては、バッハ、ヘンデル、ビバルディ、スカルラッティ等がいます。この時代の音楽の特徴としては、まず”対位
法”が上げられます。別の表現では、Polyphonie(ポリフォニー)という言い方もします。日本語では、”多声音楽”という意味です。要するに、旋律対旋律なのです。
バッハの「インベンション第1番」の冒頭です。
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2.古典派の音楽
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18世紀半ばから19世紀前半の音楽です。代表的な作曲家としては、ハイドン、モーツァルト、べートーヴェン等がいます。ハイドンもモーツァルトも宮廷音楽家でした。この頃のヨーロッパは、中学の教科書にもありますように”絶対王政”の時代です。音楽は、貴族が楽しむものだったのです。それが、フランス革命後、一般
庶民も音楽を楽しめるようになったのが、べートーヴェンの頃からです。べートーヴェンが、古典派からロマン派への橋渡しのような存在となります。ちなみに、フランス革命は、1789年、モーツァルトが亡くなったのは、1791年です。天才モーツァルトの死因に関しては、現在も様々な憶測がありますが、”暗殺説”私は、否定出来ないと思っています。
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